透過東京大學等的調查得知、地球的寒冷時期大約在2萬2000年前、南極等地的冰層增加伴隨著海平面以一年最多2公分急速下降著。如此劇烈的海平面變化至今都未被發現、根據對氣候變遷結構的解析與暖化將對預測今後的影響起了作用而備受矚目。
東京大學的横山祐典教授等人的研究團隊、為觀察海平面變化對從太古時期就存在的澳大利亞大堡礁的珊瑚化石進行調查。因珊瑚生活在淺海地區、只要調查化石就能得知當時的海平面高度。
其結果顯示、在約2萬2000年前被稱為「大冰期」的寒冷時期結束時、海平面以一年最多2公分的速度急速下降著。
這是因為雪量增加等因素、使當時的南極與北美大陸的巨大冰床以超出預想的好幾倍速在增加、隨之海水跟著減少、這狀態持續了約1500年、海平面因此下降了20公尺以上。
如此劇烈的海平面變化至今都未被發現、根據對氣候變遷結構的解析與暖化將對預測今後的影響起了作用而備受矚目。
横山教授說「最令人擔心的是、海平面上升所帶來的災害。希望能用累積的資料去解析結構、預測出今後暖化所帶來的影響」。
原文:2万2000年前に急激な海面低下 南極などの氷増加で
地球上が寒冷だったおよそ2万2000年前、南極などの氷が増えて代わりに海面が年最大2センチという急激なペースで下がっていたことが東京大学などの調査でわかりました。これほど急な海面変化はこれまで知られておらず、気候変動のメカニズムの解明と温暖化による今後の影響予測に役立つ成果として注目されています。
東京大学の横山祐典教授らの研究グループは、海面の変化を調べるため太古からあるオーストラリアのさんご礁、グレートバリアリーフでさんごの化石の調査を行いました。さんごは海の浅い場所にいるため、化石を調べると当時の海面の高さを知ることができます。
その結果、およそ2万2000年前の「氷期」と呼ばれる寒冷だった時期の終わりごろ、海面が年最大2センチという急激なペースで下がっていたことがわかりました。
これは、雪が増えたことなどで、当時、南極や北アメリカ大陸にあった巨大な氷床が考えられていたよりも数倍早く増え、代わりに海水が減ったと見られるということで、この状況は1500年くらい続いて、海面は20メートル以上低くなったということです。
これほど急な海面変化はこれまで知られておらず、気候変動のメカニズムの解明と地球温暖化による今後の影響予測に役立つ成果として注目されています。
横山教授は「いちばん危惧されるのは、海面の上昇による災害だ。データを積み重ねメカニズムを明らかにして、これからの温暖化の影響を予測したい」と話しています。
留言
張貼留言